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足の指の付け根などの痛みに気付いて「外反母趾」になってしまってからでは、既に「変形」が進行してしまっている状態です。
一旦「外反母趾」になってしまうと、この進行を止めるのは簡単なことではありませんので、できるなら「外反母趾にならないように予防する」ことが最も重要なことではないでしょうか。
ここでは自分でできる「外反母趾の予防」について解説していきます。

普段から「足の状態」をチェック。

基本的に足のアーチがきれいな状態であれば、「外反母趾」になるリスクは高くはありません。
ですからいつも自身の「足の状態」をチェックするようにしておくと「外反母趾の予防」になります。
チェックしておくとよいことは以下の通りです。

・アーチがきれいに整っているか。
・開帳足になっていないか?
・偏平足ではないか?
・足裏に「ウオノメ」「タコ」がないか?
・足指はしっかり動かすことができるか?

足にかかるストレスをできるだけ軽減する努力を。

普段普通の靴を履いているだけでも、足の指には負担がかかっているものですので、家に帰ったらできるだけ足のストレスを解消しておくようにするといいでしょう。
予防にいいポイントは以下の通りです。

・靴を選ぶ段階で、「足指に負担をかけないかたちのもの」を選ぶ。
・仕事中「ハイヒール」でなければならない場合は通勤の行き帰りを「スニーカー」にする。
・靴の中がしっくり来ないなら「インソール」を使って」負担を軽減する。
・帰宅したら靴やストッキングなどをすぐに取り除き、足を開放してあげる。
・5本指ソックスを使う。
・お風呂に浸かり、足をリラックスさせたり、マッサージするなど血行促進をはかる。
・足の指を開くグッズなどで適当な時間、足の指を開放しておく。
・足指の運動やストレッチなどを毎日お風呂上りに行っておく。

このように基本的には「足の状態」を知っておくこと、異変があったらすぐに気付くこと、さらに足をリラックスさせたり、鍛えたりといったことが「外反母趾の予防」に効果的といえます。
やはり足に合わない靴を履くこと自体「外反母趾のリスクを高める」ことになりますので、仕事でやむをえない場合には通勤の時間だけでも、足に合う靴を履くようにしましょう。
こういった毎日のちょっとした努力が「外反母趾」になるリスクを軽減してくれるのです。