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「外反母趾」3つの原因

①歩き方が原因に。
女性に多い症状である「外反母趾」ですが、実は男性やお子さんにも最近「外反母趾」になるケースが増えています。
これにはやはり大きな「原因」が潜んでいて、それはずばり「歩き方」だということなのです。
昔は「足の指を使って踏ん張りながら歩く」ものでしtがが、昨今では日常生活の欧米化などもあり、靴を履いて過ごすことが増えました。
それに伴い、足は靴に覆われ、足指を使わずに指の付け根だけを使って歩くことから「足裏の筋肉が未発達」になってしまい、やがて親指が曲がってくるんだそう。
裸足で生活している、民族にはほとんど「外反母趾」にならないんだとか。

②運動をあまりしないことも原因のひとつ。
よく健康のために1日1万歩歩きましょう、と推奨されていますが、実際のところは日本人の歩く歩数は男性で7千歩程度、女性はなんと6千歩程度なんだそう。
歩かないだけでなく日常的にスポーツをしたりする習慣がないと、足の筋力はどんどん低下していきます。
筋肉とは運動をするために働くだけではなく、「骨格を支える・保つ」といった重要な機能もありますので、これが崩れてしまうと「外反母趾」になるリスクが高まってしまうのです。

③二次的要因として「靴」が原因に。
①や②のことから足の指にリスクを抱えた状態で、足に合わない靴を履いてしまうことで「外反母趾」の症状が引き起こされます。
特に良くない靴は「脱げやすい靴」。
「パンプス」など指ぎりぎりまで切れ込みがあるような靴の場合、スポッと脱げないように無意識に「足指を緊張させて」歩いています。
そういった状態が続くと親指の付け根のところにダメージを起こしてしまい、骨が出っ張るようになってしまうのです。
さらに女性のかわいらしい靴は先が細くなったものが多く、実際の足よりかなり幅の狭いものを無理やり履いている人も多いもの。
そんな状態では左右から足が圧迫され、指を使って歩くことはできなくなり、「外反母趾」が悪化していくことになります。