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トップページ > 外反母趾とは > 外反母趾が体に与えるリスク

「靱帯性外反母趾」による体のリスク

「靱帯性外反母趾」の場合、横中足靭帯が弛緩して体の軸に傾きがでてしまいます。
そういったことから以下のようなリスクが考えられます。

①足の小指の部分、足の関節や足背部に痛みがでる。
②むくんだり痺れたりしてくる。
③下半身の「疲労骨折」を引き起こすことがある。
④股関節に偏りが生じてしまい、足の長さに差が出てしまう。
⑤骨盤が左右でずれてバランスが崩れてしまう。

「仮骨性外反母趾」による体のリスク

「仮骨性外反母趾」の場合、足の親指が異常に発達してしまいます。
これによってさまざまなバランスが崩れてしまい、以下のようなリスクが発生してしまうのです。

①足底部に痛みが発生してしまう。
②変形を伴う「ひざ関節症」になってしまうことも。
③膝部分に負担がかかってしまい、「半月板損傷」の可能性もでてくる。
④腰に負担がかかってしまい、「腰痛ヘルニア」を引き起こしてしまう。
⑤「腰痛分離症」などを起こし、「疲労骨折」してしまう。
⑥酷い肩こりや理由の良くわからない頭痛、めまいなどを引き起こす。

「混合性外反母趾」による体のリスク

やはり「混合外反母趾」も他のものと同様に身体の軸のバランスを崩していきます。

①椎間板ヘルニアの原因になったり、脊椎分離症を起こすことに。
②膝に負担がかかることから変形性の関節症を起こしてしまい、下肢に痛みが発生してしまう。

このようにみてくると、「外反母趾」の状態の足で体を支えることがいかにリスクが高いか、ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
普段の健全な生活の中でも体にゆがみは生じてくるものですので、「外反母趾」の状態ではこれがさらに加速してしまうことになりかねません。
ちょっと足が痛いだけ、などと「外反母趾」を軽視せず、軽い症状のときに適切に治療を行うことが大切なのです。