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トップページ > 外反母趾になったら > 外反母趾の前兆とは?

「外反母趾」は日常生活の中で足の親指の付け根のところに痛みを生じてから初めて気付く、という人が多いものです。
しかし「痛みに気付いたとき」には既に「変形が始まっている」ことが多いため、ここで改善しようと合わない靴をやめたり生活習慣を見直しても「変形」を元に戻すことはできません。
ですからまず「痛みがない状態」の段階で「外反母趾を早期発見する」ことがとっても重要になってきます。
ここでは「外反母趾の前兆」を見逃さないために、その特徴について触れてみましょう。

「外反母の前兆」である「開帳足」とは…?

足の親指から小指の間の横幅は正常ですと、アーチを描いているものですが、これが真っ直ぐにべたっとした状態になっている人はいませんか?
これこそが「外反母趾の前兆」である「開帳足」という状態なのです。
「開帳足」の状態になってしまうと、だんだん親指が反り返ってきてしまいます。

「開帳足」になる原因はなに?
「外反母趾」を防ぐにはまず「開帳足」にならないように心がけなくてはいけません。
しかしどうして気付かない間に「開帳足」になってしまうのでしょうか。
「開帳足」になる原因は、以下の通り。

①運動不足などで足の筋力が低下してしまっている。
②きつい靴ばかり履くことで親指を反り返るようにしてしまっている。
③幅の広い靴を履いていることで、足がべったりとしてしまっている。

健康な正常な足の状態とは?
足の親指から小指までの横のアーチがしっかりと形になっていて、「足そのものに厚みがある」のが正常な足です。
逆に「開帳足」という状態は「平べったく」なっていて、横のアーチがべったりとかたちが崩れてしまっているのです。

「開帳足」になるリスクとは?
「開帳足」そのものも良くない状態といえます。
「開帳足」になることで引き起こされるリスクは以下の通りです。

①足が平べったくなってしまい、全体的に平べったく土踏まずのない「偏平足」になってしまうことも。
②足の裏の一部だけに負荷がかかりすぎるようになり、「ウオノメ」や「タコ」ができやすくなってしまう。

「外反母趾の前兆」の「開帳足」を治すことで「外反母趾」を早期に防ぐ。

まだ「開帳足」の段階までの状態ですと、「外反母趾」に至っていないケースもありますので、まずは「開帳足」では?と思った段階でこれを改善するようにしましょう。
つま先立ちするなどといったことで鍛えるだけでも改善が期待できます。